偽アプリの注意喚起方法について

投稿日: 更新日:

Pizza-laのアプリに注意記事に関して。

注意喚起するのにストアのリンクを張る必要はないんじゃないか、記事を読まずに間違えてインストールしたら危険だから貼らない方がいいという意見を目にしました。
まぁ無難に考えれば確かにそうなんですけど、「このアプリとこのアプリは偽物だから危険」って認識で終わって欲しくないから、あえてリンクを貼っています。

■ リンク先でわかること

タイトルに「注意」と書き、すぐ下に「偽物」と明記したうえでも、リンクを貼るのは危ないでしょうか。
あれはAppStoreのリンクであって、踏んだ瞬間にどうこうなるブラクラではありません。

アップルの審査を通過した、安全なはずのAppStoreに、どのように偽物アプリが並んでいるのか。
そしてそのアプリが公式ではないと気付くためにはどうしたらいいか。
実際に自分の目で見ないと、どういう事態がおきているのかわからないですよ。

前の記事では、気づくためのポイントを挙げています。

・デベロッパー(開発者)名がおかしい点
・スクリーンショット画像が荒い点
・アイコン画像が荒い点

もうひとつ加えると、アプリ名の大文字小文字が正規ロゴ等と異なる点もですね。
「偽物」というキャプションが付いたうちのサイトに転載した画像と、正規のストアに掲載されたすっぴんの情報では受け止め方が変わるはずです。
アプリのサポートサイトが簡単に偽装され、正当性を担保するものでないことも書きました。
見ましたか?

これらを自分でしっかり見て学習すべきだと思います。
偽物アプリが出るたびに、すべて忠告することはできません。
これは危ないからと他人の忠告で避けるのではなく、何が危ないのか判断する術を身に着けるべきです。

 

■ タイトルについて

タイトルに偽物と入れなかったのも、そこで思考停止させないためです。
タイトルは釣りにならないよう明確に注意を呼びかけています。
注意すべき点があることを示したうえで、アイコン、スクリーンショットを提示しました。

偽物という情報の前に、その画像で何か気づけたでしょうか?
一瞬でも自分で考えて欲しかった。

記事を読む前に「また偽アプリかー」と鵜呑みにさせないためでした。

ただし問題解決後にはピザーラさんに迷惑のかからないものへ変更しようとは思っています。

 

■ 学ぶべきこと

先の記事でも書きましたが、今回の偽アプリはアプリ内で公式サイトを表示しています。
繋がるサイトは本物なのです。
本物のサイトと全く同じ画面が表示されて、疑うことのできる人はどれだけいるでしょうか?

起動したらそう簡単には気付けません。
AppStoreのお粗末な画像や、デベロッパー名がもうすこしちゃんとしてたら私も気付かなかったかもしれません。
怖いことです。

怖いですが、これはOSの脆弱性のように問題が解決するまで伏せておくべきことではありません。
誰もが知っている有名企業の偽物アプリがどのように登場し、どう解決に至るかをリアルタイムで知ることのできる機会です。
大手企業の法務がアプリの削除を求めたとしても、即取り下げられないことを学ぶべきです。

そして、これを事前に防ぐことが出来ないであろうということも。
同デベロッパーから別の偽アプリが出たことで、今後もこの問題が起こりうるという点が明白になりました。

 

■ 偽物に対抗する

この問題に備えるために、変えなければいけないことがいくつもあります。

・偽アプリ製作者
・Apple社
・偽アプリ被害者(と、その予備軍)
・一般ユーザー

偽アプリ製作者が改心してくれたり、Appleの方針を変えるのが一番効果的です。しかし難しい。
まずAppleは権利者以外からの異議申し立てを受け付けていませんから。

今回の被害者であるピザーラさんに公式アプリをリリースすることを勧めたのは、今後の予防に対して、それが偽物へ対抗する上での有効な手段だからです。
ただしこれも大企業でないと難しいことですね。

こうしたことがクリアできない以上は、一般ユーザー全員がしっかりと判断できることが大切だなと思います。
これが一番難しい。

けれど、このブログを読んでくれている人だけでも、自分で判断する術をしっかりと身に着けてください。
本物を見極めるには偽物を見ることも大切です。

 

今回は幸か不幸か、公式のサイトを直接表示していることから、偽物のアプリ内にも「偽アプリ注意」の警告を載せられるのが唯一の救いでしたね。
これとは性質の異なる大きなパクリ問題も、またいずれ。

【追記】
動きがあったので書きました。
pizza-la偽アプリ問題に進展

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偽アプリの注意喚起方法について” への2件のフィードバック

    豊太郎 発言:
    2014年1月16日 8:50 am

    Appleのアプリって、一日に何本が新規登録されているのでしょうね。
    昔、Apple製品の利用が少ない時代は、「MMicrosoft製品に比べてウイルス等の標的になりにくく安全」なんて開き直っていた頃もありました。
    今、シェアが大きくなって、審査が追いついていないのであれば、それはもう人的セキュリティホールですよね。
    Appleが開発者の確認すらしていないのは、Appleの審査がユーザーを充分に意識していないものと言えます。
    フィッシングアプリ、と呼ぶべきでしょうか、ツルハドラッグのものに関してはスクリーンショットに大きくクレジットカードのイラストもあって恐ろしさ倍増です。

      rel0005 responded:
      2014年1月16日 11:08 pm

      フィッシングアプリと断定する材料はなく、現時点では疑わしいどまりですね。
      もしかしたらアプリとしては怪しい動作をするものではなく、ただ商標を侵害しているだけな可能性もあります。
      どういう動作をするものなのかわからない限り、やはり「使うな」と警鐘を鳴らす必要はあるでしょうけど。

      今後アプリが増える中で、Twitterの認証済みアカウントのように、公式という確認取れたものに印をつけるなりの工夫が必要になるかもしれませんね。

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