問題提起

Pizza-la偽アプリ問題に進展

投稿日: 更新日:

偽アプリ問題にようやく動きがありました。
何のことかわかっていない人は下の記事を読んでおいてください。

Pizza-laのアプリに注意 « reliphone

さて、2014年1月26日現在ストアから下記pizza-la For iPhoneが消えています。

pizza-la For iPhone

価格: 無料
カテゴリ: ビジネス
販売元: hong bo zhou – hong bo zhou
App

昨日は確認しそこねていますが、一昨日まではストアにあったと思うので、14日に発見してから10日以上かかっての削除ですね。
ただし同デベロッパーのツルハドラッグ非公式アプリと、別デベロッパーによるマツキヨアプリは残っています。

企業側がAppleに対してどのように削除要請をしたのかがわかりませんが、おそらくは商標権侵害による異議申し立てでしょう。
削除されたということはこの企業側の言い分が認められたはずですが、これだけ明確にルール違反をやらかしてもデベロッパーのアカウントは残っている。
商標権侵害くらいじゃペナルティ無しなんでしょうか。

この一件に関して、新聞社も動いています。
ツルハ困惑 偽スマホアプリAppStoreに掲載 「使用しないで」-北海道新聞[暮らし・話題]

26日の北海道新聞朝刊に掲載された記事です。

裏取りをまったくしていないネットメディアとは違って、ツルハ側、Apple側からもコメントを取っているのはさすがです。
読む価値があります。

情報流出の可能性はないということですが、このアプリの問題点としては、公式サイトをそのまま表示する仕組みが、本当に公式サイトにつながっているのかがユーザーにはわからないところです。
ブラウザであればアドレスバーによってそのアドレスが正しいかどうかを個々で確認することが出来ますが、アプリ内で表示されるものにはアドレスバーがありません。

いまは公式サイトにつながっている。
ではこのアプリがアップデートした場合、その後につながっているのも公式サイトでしょうか?
そっくりに作られたサイトが表示されたときに、どうやって見抜けるでしょう。

「情報流出など危険なプログラムは含まれていない」というのはアプリの動作に関してです。
繋がるサイトが常に公式であると保証されない限り、こうしたアプリには将来にわたって危険性が伴います。

今回の標的はECサイトでしたが、第三者によるこうした手法が横行すると、スマートフォン用のサイトがある銀行などでも同様の非公式アプリが出る可能性はありますね。
出来があまりにもひどいと叩かれまくっている、みずほ銀行公式アプリですが、こうした観点からするとあるだけマシです。

まあ、あんまりひどいと使い勝手のいい非公式が登場して、公式より人気になってもおかしくないんですが。

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偽アプリの注意喚起方法について

投稿日: 更新日:

Pizza-laのアプリに注意記事に関して。

注意喚起するのにストアのリンクを張る必要はないんじゃないか、記事を読まずに間違えてインストールしたら危険だから貼らない方がいいという意見を目にしました。
まぁ無難に考えれば確かにそうなんですけど、「このアプリとこのアプリは偽物だから危険」って認識で終わって欲しくないから、あえてリンクを貼っています。

■ リンク先でわかること

タイトルに「注意」と書き、すぐ下に「偽物」と明記したうえでも、リンクを貼るのは危ないでしょうか。
あれはAppStoreのリンクであって、踏んだ瞬間にどうこうなるブラクラではありません。

アップルの審査を通過した、安全なはずのAppStoreに、どのように偽物アプリが並んでいるのか。
そしてそのアプリが公式ではないと気付くためにはどうしたらいいか。
実際に自分の目で見ないと、どういう事態がおきているのかわからないですよ。

前の記事では、気づくためのポイントを挙げています。

・デベロッパー(開発者)名がおかしい点
・スクリーンショット画像が荒い点
・アイコン画像が荒い点

もうひとつ加えると、アプリ名の大文字小文字が正規ロゴ等と異なる点もですね。
「偽物」というキャプションが付いたうちのサイトに転載した画像と、正規のストアに掲載されたすっぴんの情報では受け止め方が変わるはずです。
アプリのサポートサイトが簡単に偽装され、正当性を担保するものでないことも書きました。
見ましたか?

これらを自分でしっかり見て学習すべきだと思います。
偽物アプリが出るたびに、すべて忠告することはできません。
これは危ないからと他人の忠告で避けるのではなく、何が危ないのか判断する術を身に着けるべきです。

 

■ タイトルについて

タイトルに偽物と入れなかったのも、そこで思考停止させないためです。
タイトルは釣りにならないよう明確に注意を呼びかけています。
注意すべき点があることを示したうえで、アイコン、スクリーンショットを提示しました。

偽物という情報の前に、その画像で何か気づけたでしょうか?
一瞬でも自分で考えて欲しかった。

記事を読む前に「また偽アプリかー」と鵜呑みにさせないためでした。

ただし問題解決後にはピザーラさんに迷惑のかからないものへ変更しようとは思っています。

 

■ 学ぶべきこと

先の記事でも書きましたが、今回の偽アプリはアプリ内で公式サイトを表示しています。
繋がるサイトは本物なのです。
本物のサイトと全く同じ画面が表示されて、疑うことのできる人はどれだけいるでしょうか?

起動したらそう簡単には気付けません。
AppStoreのお粗末な画像や、デベロッパー名がもうすこしちゃんとしてたら私も気付かなかったかもしれません。
怖いことです。

怖いですが、これはOSの脆弱性のように問題が解決するまで伏せておくべきことではありません。
誰もが知っている有名企業の偽物アプリがどのように登場し、どう解決に至るかをリアルタイムで知ることのできる機会です。
大手企業の法務がアプリの削除を求めたとしても、即取り下げられないことを学ぶべきです。

そして、これを事前に防ぐことが出来ないであろうということも。
同デベロッパーから別の偽アプリが出たことで、今後もこの問題が起こりうるという点が明白になりました。

 

■ 偽物に対抗する

この問題に備えるために、変えなければいけないことがいくつもあります。

・偽アプリ製作者
・Apple社
・偽アプリ被害者(と、その予備軍)
・一般ユーザー

偽アプリ製作者が改心してくれたり、Appleの方針を変えるのが一番効果的です。しかし難しい。
まずAppleは権利者以外からの異議申し立てを受け付けていませんから。

今回の被害者であるピザーラさんに公式アプリをリリースすることを勧めたのは、今後の予防に対して、それが偽物へ対抗する上での有効な手段だからです。
ただしこれも大企業でないと難しいことですね。

こうしたことがクリアできない以上は、一般ユーザー全員がしっかりと判断できることが大切だなと思います。
これが一番難しい。

けれど、このブログを読んでくれている人だけでも、自分で判断する術をしっかりと身に着けてください。
本物を見極めるには偽物を見ることも大切です。

 

今回は幸か不幸か、公式のサイトを直接表示していることから、偽物のアプリ内にも「偽アプリ注意」の警告を載せられるのが唯一の救いでしたね。
これとは性質の異なる大きなパクリ問題も、またいずれ。

【追記】
動きがあったので書きました。
pizza-la偽アプリ問題に進展

[解決済み] Pizza-laの偽アプリ問題

投稿日: 更新日:

この問題は偽アプリの削除並びに、公式アプリの登場によって現在解決しております。

こちらの公式アプリをご利用ください。

PIZZA-LA公式アプリ

無料
販売: FOUR SEEDS CORPORATION
評価: 2.5(8件)

ss1

App


以下は2014年1月時点での記事になります。


近頃ではiPhoneでピザの注文が出来たり、場所の指定なんかもマップで自由に指定できると聞きます。
便利な時代です。

そんな中、ピザーラにもアプリが登場しました。

pizza-la For iPhone

価格: 無料
カテゴリ: ビジネス
販売元: hong bo zhou – hong bo zhou
App

ss1

 

ただし、偽物です。

 

まず、デベロッパ名がおかしい。
アイコンやスクリーンショットが荒い。

しかしアプリのサポートサイトにピザーラ公式サイトのURLを載せている。
ちょっと悪質ですね。

あっきらかに偽物なわけですが、たぶんこれ注文できちゃいます。
アプリ内でピザーラの公式サイトに接続しているだけなので、会員登録とかもできちゃうはずです。

ただし通信をどこかに中継していない保証もなく、非常に怖い。
試しにアプリを立ち上げると、GPSの許可をしていないのに、ステータスバーに矢印アイコンが現れて焦りました。

 

興味本位で起動しないようにして下さい。

 

念のためピザーラに電話問い合わせをして、公式アプリの有無を確認すると、アプリは存在しないと即ハッキリお答えいただけたので、偽物のアプリがあること、情報を抜かれる恐れがある旨をお伝えいたしました。

今日の昼に報告をしたのですが、公式サイトを確認したら、すでに法務が動かれたようで、サイトのトップに注意喚起の文言が載っています。(スマホサイトのみ)
ただしストアから削除されるまでには数日かかるかもしれません。
IMG_4032
http://www.pizza-la.co.jp/s/sc_osirase_sp.aspx

スマホサイトだけにしか載せていないのはあまりいい対応とは思えませんが、さすがに動きは速いですね。
(※PCサイトにも掲載されました。また、会員にはメールでも注意喚起を行ったようです)
この偽物アプリが登場してから数日、何も被害が出ていないといいのですが。

企業がそのブランドを守るために、こうした偽物と戦うことまでしなくてはならない。
そのコストもばかにならないでしょうね。

こうした偽物をなくすために、常に目を光らせるのもひとつの手です。
しかし公式アプリがあること、それ以上の予防策はありません。

ピザーラさんにはその点ぜひご検討いただけたらなと思います。

 

【追記 2014/01/15 12:20】

ピザーラさんの運営会社、株式会社フォーシーズがAppStoreのレビューで注意喚起を行っていました。
削除されるまでのタイムラグがあるために、こうした対応も大切になってきますね。

で、それを見ていて気づいたんですが、同デベロッパーが14日付けで新たなアプリケーションを公開していました。

ツルハ e-shop HD

価格: 無料
カテゴリ: ビジネス
販売元: hong bo zhou – hong bo zhou
App

ss1

こちらも手口は同じようです。
すでにツルハホールディングスには連絡済なので、対応を待ちましょう。

 

【追記 2014/01/15 18:50】

ツルハさんから、このアプリは会社と一切関係のないとのお返事をいただきました。
適正に対処するとのことなので、こちらも近いうちに削除されるでしょう。

現在はツルハドラッグのトップページ及び、ツルハ e-shopのトップページに注意喚起の文言が載っています。
http://www.tsuruha.co.jp/news/?cm=v&id=872
http://shop.tsuruha.co.jp/information/detail/?k=653

 

【追記 2014/01/16 12:35】

マツモトキヨシにも同種のアプリがあるということをメールで教えていただきました。

e!マツモトキヨシ For iPhone2.0

価格: 無料
カテゴリ: ビジネス
販売元: Rui Guo – Rui Guo
App

ss1

e!マツモトキヨシ HD 2.0

価格: 無料
カテゴリ: ビジネス
販売元: Rui Guo – Rui Guo
App

ss1

こちらもトップページで利用しないように呼びかけています。
12/27の時点でマツキヨ側が問題を認識していたようですが、いまだにストアにあるのが怖いですね。

当社の社名を騙るアプリに関するご注意
http://www.matsukiyo.co.jp/news/39/

同様のスマホサイトを運営していらっしゃる企業は、同種アプリのターゲットになる可能性がとても高いです。
担当者は今一度、ストアのチェックをしてください。

 

はしょりすぎた個所があったので補足を書きました。
偽アプリの注意喚起方法について

動きがあったので書きました。
pizza-la偽アプリ問題に進展

過去記事連投をやめてほしい理由

投稿日: 更新日:

ブロガーさんがTwitterで行う告知は大変有用な一方、度を越している方も散見されます。
私も「過去記事スパムと、シェアありがとうRT返しをやめよう」とTwitterにひっそり載せていますが、今回Feelingplaceさんがそれに関する記事を書かれていたので、便乗して私の意見も書いておこうかなと。

ハッシュタグをつけてほしいと感じるツイート4つ。 | Feelingplace

タイムラインは自分の意思でフォローした人たちの発言で作られるものなので、いくらシェアしようがどんな発言をしようが自由です。
公式RT非表示、キーワードミュート、クライアントミュートで対応します。
対応できなければ残念ながらリムーブするだけ。これが私のスタンスです。

そうやって簡単にリムーブをする自分とは違い、Feelingplaceさんは、そう簡単にフォローを外したくないという思いで、ハッシュタグの活用を訴えられているのでしょう。
つながりを大切にするがゆえの前向きな提言ですね。

相手の行動を制限しないように配慮されている。
その上でお互いが幸せになれるように考えられています。

ただハッシュタグをつけたり、リムーブして解決するならそれで終わりなんですけど、他にも問題あるんですよ。
検索です。

 

■ 記事の価値

昨日読んだ新聞には、もうほとんど価値がありません。
昨日の新聞だけど、まだ読んでいない新聞にはまだいくらか価値があるでしょう。
では数か月前の読んでない新聞にどれだけ価値があるか。

TwitterにしろRSSにしろ、新しい情報に重み付けがなされます。
古い情報は目立たないところに追いやられ、消えてゆく。
正しい淘汰の仕組みです。

本屋の目立つところにある新刊コーナーに、自分が書いた古い本を並べる。
その気持ちはわからないでもないです。
でもみんながそれをやりはじめたらどうなるの?

いまそんな状況になりつつあります。
アプリ名で検索をすると過去記事ばかりヒットする状況が、これからどんどん悪化していくと思います。
特定の分野に絞れば、たった10人でも検索結果を汚染するのに十分です。

既読記事しか見つからないTwitterなんて誰も求めてないですよ。

フォローしなければタイムラインは守れる。
でも検索結果は全員が同じ結果を見るんです。

 

■ 古い記事は消えゆくべきか

古い新聞でも、適切な文脈で持ち出されれば、価値のあるものに変わります。
それを考慮せず、無作為に過去記事を投稿するため、とっくに修正されたアプリのバグ報告や、去年のセール情報を目にするハメになるのです。

露出が上がればPVも稼げることでしょう。
でも節度をなくした過去記事連投はただのスパムです。

古くても、良い記事はおのずと人目に触れます。
アプリの開発者たちが苦労して改良を重ねるように、埋もれさせたくない記事は頑張ってアップデートを続ければいい。

気付いてください

過去記事連投する人は、大切なフォロワーに毎日古新聞を送り付けています。