Daedalus touchのURLスキーム&パラメータ
唯一無二のUIと軽快な操作性が魅力のメモアプリDaedalus touchがアップデート!
URLスキームでの操作に対応しました。
その気持ちよさは触ってみればすぐわかりますが、お手軽に知りたい人はこちらの動画をどうぞ。
http://vimeo.com/59681590
アイコンは昔の方が好きだったので少し残念です。
誰か記事を書くだろうと思ってたんですが、誰もパラメータについて書いてないようなので。
起動用URLスキーム
ランチャーなどから起動するだけならこれでOK。
daedalus://
URLスキームアクションの種類
new-sheet : 新しい文書を作る
new-stack : 新しい書類の束(スタック)を作る
open-stack : 特定のスタックを開く
search : 検索をする
いまのところこの4つが用意されています。
他のメモアプリと違うのはスタックという概念ですね。
文章をフォルダではなく、文書の積み重ねという形で管理します。
それがスタック。
new-sheet : 新しい文書を作る
daedalus://x-callback-url/new-sheet?stackTitle=AAA&title=BBB&content=CCC
この例だと、AAAというスタックに、BBBというタイトルで、CCCという本文の文書を作成します。
stackTitle= 文書を作るスタックを指定(省略可)
title= 文書のタイトル
content= 本文(省略可)
stackTitleが空の場合は、現在開いているスタック内に新規文書を作成します。
開いてない場合は、スタックも新規作成します。
new-stack : 新しい書類の束(スタック)を作る
daedalus://x-callback-url/new-stack?title=BBB
BBBというスタックを作成します。
new-stack?title= 作りたいスタック名を指定
open-stack : 特定のスタックを開く
daedalus://x-callback-url/open-stack?title=BBB
BBBというスタックを開きます。
open-stack?title= 開きたいスタック名を指定
search : 検索をする
daedalus://x-callback-url/search?query=DDD&title=AAA
AAAというスタックの中からDDDという文字列を検索します。
query= 検索文字
title= 検索するスタック名(省略可)
titleを省略するとすべての文書から検索を行います。
x-callbackパラメータ
x-source : 戻り先のアプリ名
x-success : 戻り先のアプリURLスキーム
x-error : エラー時の、戻り先のアプリURLスキーム
x-cancel : キャンセルした場合の、戻り先のアプリURLスキーム
x-errorは今のところopen-stackで指定したスタックが開けなかったときに実行されます。
x-cancelはまだ使われていません。
注意点など
new-sheet、open-stack、searchにおいて、スタック名の指定は大文字小文字が関係ありません。
またウムラウト、トレマ、サーカムフレックスなどのダイアクリティカルマークも関係なく開けます。
new-stackの場合はちゃんと指定してください。
基本事項ですが、URLスキームのパラメータはURLエンコードが必要になります。
x-sourceに日本語アプリ名を指定する場合などにはUTF-8でURLエンコードしてください。
(例)123 testという文字列は123%20testと、スペースを%20に置き換えます。
Web便利ツール/URLエンコード・デコードフォーム – TAG index Webサイト
URLエンコードをしてくれるサイト
ver1.7で本体が無料化され、付加機能は有料アドオンで提供される形になったDaedalus touchですが、ver1.6から使っていたユーザーはアドオンが無料になる配慮がなされています。
ただしver1.6のipaファイルをバックアップしておかないと、今後もし新規インストールをする場合にはアドオンを購入することになってしまうので、注意が必要です。
ふと気づいたんですが、iOS6の端末からだと無料でver1.6をダウンロードでき…
いやなんでもないです。